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シンガーソングライター・室井雅也の日々の徒然の綴り。

最近のこと

どうもご無沙汰しております。室井です。随分と久しぶりに「はてなブログ」のアプリを起動したものだから、初期画面に戻っていてログインに少々手こずった。久しぶりに起動するアプリのパスワードを忘れてしまい必死に思い出している時間の不毛さと情けなさったらないね。

気づいたら夏になり、その夏も過ぎ、気づいたら10月。僕が寝ている間に誰かがカレンダーを何枚か多く捲っているのではないかと疑うほど、二十歳になってからの時間の進み具合が恐ろしく早い。「バナナムーン GOLD」(バナナマンのラジオ)で番組冒頭にいつも設楽さんが「もう◯月なの?今年終わるじゃん」って言ってしまいたくなる気持ちが少しわかる。わかるぜ、カイザー。

最終ログを見ると6月の下旬。このブログを始めるにあたって、当初立てた「2ヶ月間 毎週月曜の夜 更新」と言う自分の中の制約は達成できたものの、6月の下旬からアルバムやMVの制作に入ってしまい全く手が付けられなくなってしまった。それと言い訳がましくなるが、ちょうどその頃に大失恋をし、自分が思っている以上に精神的に参っていた。更新を楽しみにしていてくれた方には本当に申し訳ない。今では当時キツくて観れなかった恋愛映画も積極的に観れるようになり、快晴に喜びを感じ、毎日セブンのおでんを食べれるまでに回復している。大根ってこんなに美味しかったんだね。

 

それはさて置き。ではなぜまた再開しようかと思ったのか。初夏から秋にかけて何をしていたのか。そして今、何を思っているのか。リスタートを切る為にはまずそこから綴っていこうと思う。

 

先日、9月26日に自身3枚目となる1st アルバム「hen」をリリースした。2017年1月にリリースした1st シングル「A GIRL BY SEASIDE / ヒロインは君で」、2017年8月にリリースした1st EP「Talkie」に収録されている既存の5曲に加え、新曲3曲とインスト楽曲4曲を加えた計9曲からなるインディーズアルバム。このアルバムの話が出始めたのは今年の頭辺りで、これまでの室井雅也、そしてこれからの室井雅也を分けるための言わば“栞”の様な作品を一度出しておきたいと言う想いが発端だった。今回はあえて触れないが、またこのアルバムの内容については追々、このブログで綴りたいと思う。

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1st アルバム「hen」 

 

「インターネットとリアルの間を行くシンガーソングライター」と謳っている以上、このアルバムを単にライブハウスやCDショップで販売するだけでなく、インターネットを通して面白い事が出来ないかと考えていた。そのはじめの一歩として始めたのが3月から4月にかけて行ったクラウドファウンディングだった。もうこのご時世知ってる人が殆どだと思うが、一応説明しておくとクラウドファウンディングとは、「インターネット上で企画をプレゼンして色んな方から支援してもらうサービス」のこと。

今はもう、みんな楽しい事があったらTwitterにアップするし、良い映画があったらその感想をブログに書けるし、言わば誰でもお手元のスマホで発信できる“国民総クリエイター”の時代に突入している。そんな時代だからこそ、ファンの人をも制作者に取り込んでしまって、一緒に自分のインディーズの区切りとなるアルバムを作れたら一番幸せで健康だと思った。そんなこんなで、目標の150万には達成できなかったものの、141万円と言う金額(「ヒロインは君で」のMVとアルバムの制作資金)が集まり、無事にどちらも世に出すことができた。改めてお礼を言わせてください。ありがとう。

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その「ヒロインは君で」のMVをこれまで監督してくれた方にお願いするだけでは単純でつまらないなと思い、インターネットで大活躍しているYouTuberの水溜りボンドのカンタさんにオファーするに至った。こんな事あんの?ってくらいドラマチックで自分でもびっくりだけど、実はカンタさんとは2016年の暮れ辺り、1作目の「A GIRL BY SEASIDE」のMVの打ち合わせをしていた時に偶然カンタさんが隣の席にいらっしゃって、そこで初めてお話したのが出逢いだ。

撮影が始まったのはちょうどこのブログが途切れた6月の下旬頃、栃木県での遊園地とホールを貸し切り、大規模なロケを行った。撮影のカメラマンやスタッフは高校時代にネットで知り合った友人達で、そう言った意味でも”これまで“の詰まった作品になっていると思う。カンタさんと一緒にセブンティーンアイスを食べた初夏の日がもはや懐かしい。まだご覧になっていない方は是非。

「ヒロインは君で」MV

 

その最中行っていたレコーディング作業も無事完パケし、アルバムのジャケ&アー写撮影、それから新曲「カナシズ」のMV撮影を行ったりなど、夏は制作漬けの日々で毎日が本当に楽しかった。心底僕は「作る」と言うフェーズの作業が好きで、それらが世に出る瞬間に一番の喜びを感じる人種だと実感した。2ヶ月連続でMVを出せた事も、春頃から企てていた事なので実現できてよかった。(だからもっとみんなウザいくらい反応してくれていいんだよ!)

「カナシズ」MV

 

しかし、そこで問題が起こった。“起こった”は少し大袈裟な表現かも知れないが、作品を作ったは良いものの、それをどう面白く受け手に届けるかという問題。作品を産むだけ産んでおいて後は放ったらかしでは、作品の育児放棄でしかない。正直なところ、今の僕はその解決策の正確な解を出せてはいないが、より作品を面白くするための仕掛けをした。それは1stアルバム「hen」の発売にあたって、自分と所縁のある人達4人との対談記事をオウンドメディアとして発信する事。もうネットやフィジカルのメディアからオファー待ってるくらいなら、自分たちでしちゃえば良いじゃん!って言う動機。

そもそも、僕はドキュメンタリー番組や制作秘話みたいなものが昔から大好きで、なぜその人がその作品を作るまでに至ったのか、どういう人と出会ってできたのか、と言った裏側を知りたくなってしまう。その裏側を知ると、よりその作品、表の部分がまた違った角度から浮かび上がってくる。その体験を僕のファンの皆さんにしてもらいたいと思ったし、その記事を読んだ事をきっかけにアルバムを買って聴いてみようと思ってくれる人が少なからずいるのではないかと思い、実行に移った。1st アルバム「hen」の特設サイトにて絶賛公開中なので、まだ読んでいない方は是非読んでみてほしい。

 

①水溜りボンド カンタ(YouTuber)

②とけた電球 岩瀬賢明(ミュージシャン)

松本花奈(映像作家)

④海沼蒼太(会社員)

 

...と言ったような夏だった。随分と遠回りしたけど、ざっとこの夏のハイライトとなぜそれに至ったかと言う理由はこんな感じ。この夏までに音楽でもプライベートでも色んな経験をして、嫌ってほど現実味を味わったのでそれをちゃんと記録として残して、結果的に誰かのためになっていれば良いなと思い、またブログを再開することにしました。

てかもう2000文字超えてんな。ブログ書きたい欲が随分と溜まっていたようで、ずらずら書いてしまいました。ここまで読んでくれてる方はどうもありがとう。

 

ここまで読んでもらってわかる通り、僕は根がクソ真面目で物事にいちいち理由を求めたがってしまうどうしようもない凡人です。友達に恵まれてたり、運が良かったりするだけで、どうやっても天才になれない。それでもやっぱり「作る」事が好きで、それをどう受け手に面白く伝えるかと言うのが好きで。さすがに「お客様が神様!」までは思わないけど、受け手を楽しませれた方がどちらにとっても一番健康だと思うし、ちゃんとそれぞれにそれぞれの生活があるんだと言う事を汲み取れる音楽家でありたいと常々思っています。

表に立って陽の目を浴びてる人間こそ、その光に目が眩んで才能に自惚れてるんじゃなくて、ちゃんと影があるからこそ光が生まれて、発信源を抱えているからこそ影の部分まで汲み取っていかなくちゃならない。そういう意味で僕はいつまでもオフビートで、そしてどこまでも普通でいたいと思っている。

 

そんなまだまだケツが青い僕ですが、まだまだこれからも面白い事を考えています。慢性的に曲は書いていますが、それをいち早くみなさんに聴いてもらえる形にする努力をしています。

 

いや、でもまずは!

 

1st アルバム「hen」売れてくれ!!!

 

次作はまた更に良い曲書きますから!!!!!

 

全国のCDショップにもサブスクにも置いてありますから!!!!!!!!!!

 

...はい。と言うわけで、引き続きこのブログ、そして室井雅也をどうぞよろしくお願い致します!まだまだいくぞ!それでは。

2018/10/03